太陽光発電(PV)モジュールの製造は、競争力の要となる自動化を強化しています。完璧にはんだ付けされた接合部は、PVモジュールの効率性を高めます。一貫性のある高品質とサイクルタイムの短縮は、確実なコスト削減を実現します。他の工業部門でも、画像処理はさまざまな企業の重要な機能になっています。ドイツのシュターリンゲンにあるモンドラゴン・アセンブリ社の全自動はんだ付けシステムでは、コグネックスIn-Sight® ビジョンシステムが、光起電性モジュール間のクロスリンクのはんだ付け工程を最適化しています。完璧にはんだ付けされた接合部を作るためには、接合面積が可能な限り広く、化合物の強度が高く、接触抵抗が少ないことが重要です。これらの基準に基づいて伝導性と電流フローが決まり、完成したソーラーモジュールの高い効率性を確保します。
並列ワークフローによる時間の節約
In-Sight ビジョンシステムがはんだ付けされた接合部の正確な位置を特定する前に、亜鉛メッキ銅製のクロスリンクが、約5mm幅の帯状でシステムに挿入されます。伸縮性のあるステーションは、波状および三日月形の変形を予防します。空気圧式ストリングカッターを使用することにより、標準的な製品仕様を満たすよう縮小されます。真空パッドグリッパは、回路の配線図が完成するまで各クロスリンクストリップをクリップボードに配置します。次にクロスリンクは、空気圧グリッパによって光起電性モジュールに転送されます。この方法により、並列はんだ付けおよび位置決めが向上し、時間の節約が実現します。
はんだ接合の信頼性検出
すべての処理はモジュールの前後で同時に行われ、その両側で、In-Sight ビジョンシステムを搭載した2つの誘導式はんだ付けヘッドが作業エリアの上を移動します。赤いドームライトの光により設定されたはんだ接合部を認識します。同時に、ビジョンシステムが種類別で方法が保存されている各対象位置を検査します。そして、実際の位置と目標位置を比較し、偏差をコントロールに送信します。許容制限内であれば、フラックス材を噴き付けてはんだ付けし、そうでなければ取り出され、手作業で修復されます。はんだ接合の品質検査は、自動化されたはんだ付けマシンで実施されます。
ビジョンシステムによる生産性の向上
In-Sight ビジョンシステムなら、手動生産に比べて大幅に時間を節約できます。モンドラゴン・アセンブリ社は、3つのバスバーと6つのストリングのあるモジュールのセルを80秒のサイクルタイムで実現しています。スタンドアロンのシステムとして迅速に機能するだけでなく、コンパクトなIn-Sight画像処理システムの簡単な操作により、装置の利用をさらにスピードアップします。このシステムでは、画像処理やプログラミングの詳しい知識がなくても簡単かつ素早く生産タスクを設定できます。そのスプレッドシートインタフェースを使用すると、シンプルなアプリケーションが特に素早く実施できます。複雑なアプリケーションは、強力なビジョンツールが解決します。グラフィカル開発ツール「インサイトエクスプローラ」は、幅広い開発、管理、モニタリングツールを提供します。よく知られたWindows®環境に基づいてビジョンアプリケーションでは短い開発サイクル、機能の高い信頼性、システムの高い柔軟性を提供します。
グローバルで利用可能
製品の高い品質に加え、コグネックスはモンドラゴン・アセンブリ社にシームレスな統合を可能にするグローバルサービスと物流ネットワークを提供しています。コグネックスのインサイトエクスプローラーは、十分に訓練を受けていない従業員でも画像処理システム分野の知識を必要とせずに装置を操作できるほど簡単に使いこなせます。さらに、In-Sight ビジョンシステムは、スタンドアロンのソリューションとして採用すると、中央制御する必要なく簡単に使用することができます。中央サーバーの使用が不要となるため、専用のIT担当者がいなくても修理やメンテナンス作業が可能です。この方法により、光発電モジュールのクロスリンク用ビジョンベースのはんだ付けシステムは、特にアプリケーション指向の操作を実現します。さらに、サイクルタイムを短縮するほかにも、一貫性のあるはんだ接合の品質を保ちます。
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