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Ulrich Swissの手術器具にトレーサビリティ|追跡記録|追跡性を提供

GettyImages-1458712607 手術器具
Fast speed

The Need for Speed

In-Sight Vision Systems offer reliable code reading and high read rates: around 40 readings per second 

2D code

Solid Traceability 

Each instrument is marked with a Data Matrix code which provides a permanent record of each sterile filter that was applied 

Analytics

Better Data 

Staff can identify how often an instrument has been sterilized and used 

「最も驚かされたのは、In-Sightソリューションの精度と信頼性です。実際、簡単な端末設定とハンドリングで異なるコードを完璧な精度で即座に読み取れるので本当に驚いています」

ルーカス・ジョヴァネットーニ

Ulrich Swiss AG 最高経営責任者 

In-Sightを使用したトータルリコール

他の業界ですでに実績のあるIDテクノロジが、患者の安全とコスト効率の両方において、病院でこれまでにない可能性を切り開いています。病院や診療所において、医療機器の管理におけるトレーサビリティと透明性は極めて重要な要素です。Ulrich Swissは、無菌手術器具のトレーサビリティに関して、多くの臨床診療ですでに有効であることが証明されているコグネックスIn-Sight®マシンビジョンシステムを使用して、Kenus®システムを開発しました。これは、手術室の安全や中央消毒部門、病院の管理部門のコスト効率において、新たな基準を確立しつつあります。

 

病院はどのようにして手術器具の「トータルリコール」を達成するのか

航空業界と同様に、手続きの不手際が原因で病院や診療所が悪い評判を受けることは、何としても避けなければなりません。例えば、感染源を特定できるよう、病院の管理部門は、時間が経ってからでも、手術中にどの患者にどの器具が使用されたかを追跡できる必要があります。ヨーロッパでは、クリニックによって、手術器具やインプラントに500万~1500万ユーロの金額が投資されています。また、1つの器具の滅菌には、現在約1~1.5ユーロの費用がかかると推定されています。

個々の機器のトレーサビリティは非常に重要です。機器は、小さなバケツやふるいのようなフィルターに保管されます。フィルターには約50~100個の器具を収納でき、各フィルターにはバーコードが付けられているため、病院のスタッフは、フィルターが特定の部門の特定の器具に正しく梱包されていることを知ることができます。このような個体識別により、対応するコストセンターに対して詳細な計算を実行することが可能になります。病院や診療所は、Kenusシステムに搭載されたビジョンテクノロジにより、作業の効率化を図ることができているのです。

 

In-Sight — 違いを生み出すIDリーダ

Kenusシステムの開発当時、Ulrichはまだ、コード読み取りソフトウェアを実行しているPCにリンクされたカメラを使用していました。同社は、システムをより強力かつ柔軟にする何かを見つける必要がありました。マシンビジョンの世界的リーダーであるコグネックスとの提携、そしてIn-Sightビジョンシステムの採用により、Kenusシステムは新たな品質レベルに引き上げられ、操作が大幅に簡素化されました。

コンパクトなビジョンシステムであるコグネックスIn-Sightは、以前はPCベースのシステムに限定されていた作業を管理できます。また、堅牢なステンレススチールハウジングにより、最も過酷な環境でも、In-Sightビジョンシステムを使用できます。IP68 (NEMA 6P) 規格は、最も無菌で衛生意識の高い環境でも安全な動作を実現します。その高解像度は、信頼性の高いコード読み取りを保証し、強力な統合プロセッサは高い読み取り率を可能にします。IDMax™などの高性能なマシンビジョンツールは、コードの読み取り精度を高めるために活用できます。

各フィルタにはバーコードが取り付けられており、ハンドヘルド型リーダで読み取ることができます。医療スタッフは、ワークステーションのモニタ上でフィルタの画像を確認し、どの登録済みの器具を積載できるかを把握します。これは、人為的な不注意から生じるミスを防ぐことにつながります。なぜなら、読み取りができるのはこのフィルタ専用の器具のみだからです。正しく読み取られたデータは、すぐにモニタに映し出されます。同じ器具を2回読み取ろうとしてもIn-Sightコードリーダが拒否するため、器具が誤って重複登録されることはありません。

器具管理にトレーサビリティプログラムを導入することで、中央滅菌部門はフィルタに正しい器具がセットされていることを確実に確認できるようになります。これは、安全性、そして万が一の損害賠償請求に対する法的根拠として非常に重要です。また、器具が明確に特定・記録されるため、手術の事前計画のを効率化することができます。

 

最小の器具でも特定・追跡が可能

各器具には、恒久的かつ偽造防止識別コードとして100%の信頼性がある二次元データマトリックスコードがマーキングされており、コードには、器具の追跡に必要な情報が含まれています。マトリクスコードは、ドリルを使用して器具の窪んだ面にドットが埋め込まれているため、損傷に強く、高い品質を維持します。この加工により、滅菌に使用される溶剤が錆などの化学反応を引き起こしたとしても、コードの耐性が失われることはありません。Kenusシステムで使用されるマトリックスコードは、わずか0.8 x 1.6 mmの最小面積しか必要としないため、クリニックで使用される最小の器具でもマーク付けして識別できます。他のタイプのマーキングとは異なり、データマトリックスコードは極めて小さいエリアに広範囲の情報を記録でき、尚且つコードを確実に読み取り、検証することが可能です。

各器具にデータマトリックスコードをマーキングすることで、正しく全ての器具が揃ったフィルタの状態を詳細に記録し、その記録を器具本体と永久に紐づけることができます。これにより、目的の器具を見つけるために滅菌フィルタを無駄に開封する手間がなくなるため、フィルタの使用を最適化し、コストを削減します。また、器具の使用状況は文書化されるため、適切なタイミングで監査を計画できるようになります。

このシステムには、In-Sight Explorer™バージョン3.1開発環境のソフトウェアツールが含まれており、時間を節約しつつ高度なビジョンタスクに対応するアプリケーション特化型ソリューションを提供します。また、品質管理プログラムへの統合も容易です。

 

毎秒40回の読み取り

Kenusシステムは、コードマーキング、コード読み取り、フィルタおよび器具の各レベルにおける外科用器具の一元管理を行うモジュール構造を備えています。さらに、このシステムには完全な原価計算を組み込むこともできます。器具の管理は、個々のクリニックの要件に合わせて適合させることが可能です。Ulrich Swissは、コードマーキングや読み取り、管理ソフトを提供するサプライヤという枠を超え、完全な品質管理システムをセットアップするエキスパートパートナーでもあります。

データ管理機能により、スタッフは器具の滅菌および使用頻度を特定できます。例えば、器具に記録された使用履歴を読み込むことで、ハサミがあまりにも頻繁に使用されている状態だということが分かり、監査と再研磨の必要性が通知されます。読み取り結果は、音響信号、視覚信号、画面表示の3つの方法で確認できます。コードリーダは机の上に置いて使用します。リーダが被写体領域内のマトリクスコードを自動的に検出するため、コードリーダを使用する際に、手作業でセットされた器具を正確に位置合わせする必要はありません。In-Sightでは、1秒あたり約40回の読み取りを実行できます。In-SightがKenusシステムに組み込まれた結果、性能と信頼性が大幅に向上しました。その証拠として、数多くの医療機関が独自のシステムを更新・拡張しています。