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ルールベースのマシンビジョンとAI支援型マシンビジョン

マシンビジョンを使用して品目のカウント、分類、承認、リジェクトなどを決定するには、2つの方法があります。ルールベースのシステムは、ユーザがプログラムしたステップバイステップの指示に従って、画像を解釈し、判断を下します。これに対して人工知能すなわちAIを活用するシステムは、基準画像のデータベースを使用して、判断方法を「学習」します。

ビデオを視聴する:AI画像処理とルールベースの検査の比較

セクションを参照

マシンビジョンとは?

ビジョンシステムは見たものからどのように判断を下すのか?

ルールベースのマシンビジョンは今なお普及しているテクノロジですが、AIを活用するさまざまなタイプの機械学習は、多くのアプリケーションで取って代わるのに十分な能力と柔軟性を備えています。 

多くの場合、ルールベースとAI支援型の機械学習を組み合わせることで、最も効率的なソリューションを提供できます。

ルールベースのシステム

従来のルールベースのマシンビジョンでは、特定のif-thenルールを使用して、画像に関する判断を下します。「ボトルが最低限、このレベルまで満たされていれば合格」 ルールは、望ましい成果を得るための最善の手法の組み合わせについて深く理解しているビジョンエンジニアによってプログラムされています。 

このようなルールは、明暗領域間のエッジの検出や2点間の距離の計測など、特定のジョブを処理するプログラムを作成するために使用されます。 

これらのルールをさらに、「ツールチェーン」と呼ばれる形で画像に次々と使用すると、幅広い高度なタスクを実行できます。また、予測可能で一貫性のある製品や部品に対する高速、高精度の検査にも非常に優れています。 

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ルールベースのシステムは、if-thenルールを使用して、画像に関する判断を下します。

ディープラーニング

ディープラーニングはAIでマシンビジョンシステムを支援し、ソフトウェア自体が区別できるようになるまで、ラベル付き画像のサンプルでソフトウェアに学習させます。 

このトレーニングは人間の学習方法を模倣し、システムが無関係なばらつきに惑わされることなく、正確に判断する方法を学習できるように支援します。

オペレータは、製造された部品で生じる可能性のあるさまざまな欠陥、または分類する必要がある数種類のアセンブリなど、数百のラベル付き画像でディープラーニングシステムに学習させます。

ルールベースのシステムに対する重要な改善の1つは、ディープラーニングシステムが幅広い実際の欠陥と単なる表面的なばらつきの区別を学習することです。ルールベースのプログラミングを使用した場合に、達成するのに時間がかかるか、またはまったく不可能なものを含め、可能性のあるあらゆる結果を示す必要がなくなります。

ディープラーニングシステムの場合、ルールベースのシステムとは対照的に、経験豊富なマシンビジョンプログラマーや専門知識を準備する必要はありません。必要なのは、欠陥のある部品と良好な部品の両方で数百枚の画像を提供してくれる、検査対象の製品に精通した人物です。

ディープラーニングはアセンブリの検証、欠陥検出、および予測不可能な変化を伴う複雑な部品の分類に優れています。また、部品が反射したり、画像が歪んだりしていても、正確な結果が得られる点でも優れています。

ディープラーニング学習アニメーション
ディープラーニングシステムは、ラベル付けされた数百枚のトレーニング画像を必要とし、複雑なアプリケーションに対して正確な結果を提供することができます。

エッジラーニング

エッジラーニングは、産業オートメーションのニーズを満たすように最適化された、別のタイプのAIです。産業オートメーションが通常直面するタイプの問題を解決できるように、事前学習が完了しています。 

事前学習の結果、エッジラーニングシステムは、わずか5つの画像で特定の産業検査問題について学習することができ、ディープラーニングシステムよりもさらに容易かつ迅速に導入できます。 

エッジラーニングにより、ラインエンジニアは専門的なトレーニングを受けることなく、ライン上で最適化された分類機能または欠陥検出機能を迅速に実装できます。高度なプロセッサが不要なため、必要な場所で迅速に導入できます。

エッジラーニングの利点はスピード、コンピューティングリソースへの依存度の低さ、柔軟性、さらに使いやすさです。

エッジラーニング学習アニメーション
事前学習を行うことで、エッジラーニングシステムはわずか5つのトレーニング画像で問題を解くことができます。
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ルールベースのシステムとAI支援型システムの比較

ルールベース、ディープラーニング、エッジラーニングとある中でどのシステムにするかは、主に実装するアプリケーションの種類によって決まります。

  • ルールベースのビジョンツールは、位置計測、向きなど、一貫性の高いターゲットを持つ各種の特殊なタスクに有効です。
  • エッジラーニングは、一貫性が中程度のターゲットを持つ、反復型のタスクに優れています。
  • ディープラーニングは、複合欠陥を探したり、ばらつきの大きい画像を分析したりする場合に力を発揮します。 
エッジラーニングのインフォグラフィックEN

次を読む:マシンビジョンのハードウェアコンポーネント

効率的で用途に特化したビジョンシステムを構築するための、センサ、レンズ、プロセッサを含むマシンビジョンのハードウェアの基本要素について詳しくご説明します。

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最終変更日2025/11/06