Proctor & Gamble Home Products Limited(P&G India)では、衣類の柔軟材分野におけるAriel®およびTide®などのグローバルなブランドを取り扱っています。米国のThe Procter & Gamble Companyが100%出資の子会社、P&G India は、顧客のニーズに合う優れた品質の付加価値製品を提供する会社として知られています。
課題とエラーのリスク
P&G Indiaの工場では、毎日休みなく3シフトで数多くの洗剤製品のパッケージングを行っています。工場では、洗剤は13gmから4kgのサイズで50種類以上が製造されています。
しかしながら、ラインの数が多く、パッケージング用ラミネートの色やサイズが似通った製品も多いため製品が混ざってしまうことが多々あります。間違ったラミネートで製品が梱包されてしまうと、やり直しのために余分な時間を費やして作業を行わなければなりません。
正しいラミネートが正しいパッケージングラインに投入されているかを確認するほかに、P&G Indiaでは、最大小売価格(MRP)が各ラミネートパッケージに正しく印字されているかを確認する必要があります。MRPを間違って印刷してしまうと、小売業者が製品の価格を高くまたは低く表示してしまい、利益幅に大きく影響します。
ラミネートパッケージとMRPの検査と検証はこれまでP&Gの従業員が手動で行っていました。このプロセスには時間がかかるばかりか、エラーが発生する可能性も懸念されていました。
新しい検査・検証システムをパッキング工場に導入
このような問題を解決するため、P&G Indiaは、コグネックスのIn-Sight®ビジョンシステムを導入し、光学文字検証(OCV)テクノロジを使ってラミネート上に印字されたIDとMRPコードを読み取ることにしました。これにより、正しいラミネートが正しいパッキングラインに投入され、MRP が該当するラミネート上に印字されていることを確認できるようになりました。
コードを印字するインクジェットプリンタにより、ラミネート上のIDやMRPコードの位置が大幅に異なることがあります。コグネックスが特許を取得した幾何学パターンマッチングテクノロジを採用したPatMaxアルゴリズムは、パッケージの位置に影響されることなくビジョンシステムがIDやMRPコードを読み取る手助けをします。
リアルタイム検出を可能にするIn-Sightシステムは、エラーが発生すると即時に警告し、パッキングラインを自動停止するため、オペレータの信用を得ています。
エラー低減による生産性の向上
自動ビジョンシステムを使えば、パッキングをしながら検査および検証の両方が同時に行えるため、パッキング向上の生産性が大幅に向上します。
マシンビジョンの精度が高まったことにより、P&G Indiaでは、ラミネートの混合が確実に減り、パッケージライン上にある22台のマシンそれぞれにロードされるラミネートが正しいか1時間ごとに手動でチェックしていた作業がなくなりました。
Procter & Gambleについて
世界中のあらゆる場所でさまざまなP&Gブランドが人々の生活に活用されています。同社は、Pampers®、Tide®、Ariel®、Always®、Whisper®、Pantene®、Mach3®、Bounty®、Dawn®、Gain®、Pringles®、Charmin®、Downy®、Lenor®、Iams®、Crest®、Oral-B®、Duracell®、Olay®、Head & Shoulders®、Wella®、Gillette®、Braun®、Fusion®などのブランドに代表される信頼性と品質の高い製品を提供しています。P&Gの従業員数は、世界約80カ国で約127,000人に及びます。P&Gとそのブランドに関する最新ニュースや詳細な情報については、http://www.pg.comをご覧ください。
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