アレルゲン管理は、包装食品業界においてますます重要な役割を果たしています。メーカーは、高価な回収や信頼性の問題につながる可能性のあるラベルの貼り付け間違いへの対応に乗り出しています。この問題に対応するため、Kraft Foods Canadaは、梱包ラインで各ラベルを貼り付けた後にラベルのスキャンを行い、パッケージの内容物と一致するか照合しています。
ケベック州のサン・ローランのバーベキューソーセージ生産ラインでは、1分間に最大265個の速さで30の異なる最小在庫管理単位(SKU)を生産しています。異なるSKU番号にするために切り替えが行われると、充填機に手動でラベルが投入されます。
しかし、機械オペレーターが誤ったラベルを装填してしまったり、誤ったラベルが誤って混入してしまったりする可能性もあります。この問題への対策として、Kraftはレーターベースのバーコードスキャナを用い、各ラベルの一次元バーコードを読み取って、装置を制御するPLCへ結果を送信しました。
レーターベースのスキャナには、限られた視野内に配置されたコードを読み取ることしかできないという問題があります。ラベルを新しいSKUに切り替えると、ラベルのデザインによってコードの位置が異なる場合があります。そのため、製品ラインが切り替わるたびにレーザースキャナを調整する必要があり、技術チームの多くの時間を費やしていました。また、レーザースキャナの再調整で度々対応を求められ、読み取り不良が発生する原因の特定にも苦戦していました。
「Kraftには、画像ベースのコード読み取り技術の導入を検討するよう提案しました」と、Cadence Automationの販売・技術担当者で、コグネックスのインテグレータでもあるマイク・パルミエリ氏は述べています。画像ベース技術は基本的に、リーダが一連のアルゴリズムを使用して取り込んだ画像を処理し、コードの向きや印字の品質に関係なくコードを簡単に読み取れるようにします。パルミエリ氏は、800×600ピクセルの画像解像度によりラベル全体を捉えることができ、コードの位置に関係なく容易に読み取れる点を理由に、コグネックスDataMan 300 IDリーダを推奨しました。「DataMan 300は、イーサネットが内蔵されているため、PLCとの通信も簡単に行えます」と、パルミエリ氏は語っています。
DataMan 300は、高速ラインで難しい直線バーコード読み取りアプリケーションを取り扱うHotbars™テクノロジを統合した、新しい1DMax+™アルゴリズムを採用しています。また、DataMan 300シリーズは、統合および制御可能なモジュール式照明および光学装置にも柔軟に対応します。
Kraftは、まずバーベキューソースラインのレーザースキャナをDataMan 300リーダと取り替えました。設置した直後から、画像ベースのリーダは、実質的に読み取り不良をなくし、99.9%以上の読み取り率を実現しています。Kraftは、ライン上にある他の3台のバーコードリーダを取り換え、3つの追加ラインのスキャナも交換しました。調整作業が不要になり、技術チームは製品切り替え対応に追われることがなくなりました。
「DataMan 300バーコードリーダはパッケージングラインの効率性を大幅に向上させました」と、Kraft Foods Canadaの技術者であるデイブ・フォーティン氏は述べています。「これまで、技術チームは、レーザースキャナの調整に多くの時間を費やし、レーザースキャナが読み取れない正常ラベルのボトルも処理しなければなりませんでした。新しい画像ベースのバーコードリーダは、完璧に近い読み取り率を提供することで、この問題を解決してくれました。また、購入価格が経済的であり、設置および維持も簡単です」
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